コンゴ共和国の魅力について

コンゴ共和国は、中部アフリカに位置する共和制国家です。首都はブラザビルで、コンゴ共和国には約427万人の人々が住んでいます。その面積は約342,000キロ平方メートルで、日本よりやや小さく、約80年のフランス植民地時代を経て、1960年に独立しました。1999年にそれまであった内戦は公式に終結し、現在は、若干不安定さを残しつつも国内は落ち着いています。

コンゴ共和国の空路の玄関口は首都はブラザビルで、 ヨーロッパルートから行くと、エールフランスでパリ経由のブラザビル行が週4便運航されています。アジアルートから訪れる場合には、エチオピア航空でバンコク・アディスアベバで経由をします。この便は毎日運航されています。また、ケニア航空のバンコクやナイロビ経由が週3便運航されています。そして、カサブランカからモロッコ航空がブラザビルへ週5便運航しています。

ザイール川に面している首都ブラザビルは緑が立草ある美しい街で、大きな町ではないのですが、町には美しいモスクやミュージアムなどがあって散策も楽しめます。ブラザビルは、通年暑いため、移動は乗り物がおすすめです。徒歩で移動するのは少々大変といわれています。ビザを事前取得すれば、コンゴ川を渡りって隣国のコンゴ民主共和国に行くこともできます。
北部には森林地帯があり、ゴリラやマルミミゾウなどが住んでいることで知られているヌアバレ・ンドキ国立公園などがあります。北部の森林地帯は原始の雰囲気がある神秘的な森です。アクセスは車と丸木船を乗り継ぐハードな旅と考えられていますが、その土地に住むピグミーの人々の暮らしを見ることもできます。

コンゴ共和国を旅行する場合、次の3つの観光スポットがおすすめだといわれています。
まず、ヌアバレ・ンドキ国立公園が挙げられます。コンゴ共和国やカメルーン、中央アフリカの3カ国の接している三角地帯にヌアバレ・ンドキ国立公園があります。マルミミゾウやニシローランドゴリラやチンパンジーなどで有名なヌアバレ・ンドキ国立公園の面積は、約4,000キロ平方メートルで、その熱帯雨林はアフリカでも最も豊かな森と称され、手つかずの大自然が残されています。
その大自然の中に、多くの野生動物が生息しており、人の手つかずの森であったことから最後のエデンともいわれてきたのですが、近年の資源開発により、森林が伐採され、動物たちに影響が出ています。滞在中は宿泊施設から徒歩で動物観察ができます。

また、テレ湖もおすすめの今後の観光スポットです。テレ湖は隕石の落下によってつくられたという伝説が残っている湖で。水深は約1.5~2メートルで、たいへん浅い湖です。
ます。コンゴ北部のリクアラ地方の淡水湖で、その周辺の森林は、チンパンジーが高密度で生息しています。保護区にも指定されているこのエリアは自然豊かで、極端に手付かずのまま残されたこの湖周辺地域は、モケーレ・ムベンベと呼ばれる恐竜の生残りが棲んでいるとの言い伝えがあり、1990年代くらいまで、日本の大学やテレビ局の調査隊なども訪れていたエリアです。

オザラ・ココウア国立公園は、面積が約13,000キロ平方メートルで、コンゴ共和国最大の動物保護区です。この国立公園には、貴重なマルミミゾウとニシローランドゴリラが多く住んでおり、公園に住む類人猿のうちの約7割が公園の南区域に生息しています。一時、これらの貴重な動物たちの生息数は2005年の初の大規模調査時の報告時よりもかなり減少していることが分かっており、ゾウの密猟やエボラ出血熱の発生と感染なども原因とされました。現在は、国立公園を経営する団体、African Parksのプロジェクトでだんだんと回復しているといわれています。
コンゴ共和国には美しい自然が残されており、観光に御訪れるのにおすすめの観光スポットがたくさんあります。

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