コンゴ民主共和国の病気

photo credit: World Bank Photo Collection Patients walk hand in hand via photopin (license)

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コンゴ民主共和国の東部エリアでエボラ出血熱が発生しています。エボラ出血熱とはエボラウイルスによって引き起こされる病気で、致死率が高い病気として有名です。エボラウイルスに感染した人の体液や血液から感染し、また、ウイルスに汚染されたモノやウイルスに感染している猿などの動物に触れることでも感染します。感染すると、発熱や頭痛、そして関節痛、筋肉痛、のどの痛みなどの症状が出た後に、下痢、嘔吐、胃の痛みなどの症状が起き、とても苦しい状態になります。

その後に目の充血、皮膚の発疹、体のあらゆる部位からの出血することもあります。特効薬となるワクチンや決定的な治療方法はまだありません。2012年にWHOが「コンゴ民主共和国の保健省はエボラ出血熱の発生を抑えるために、引き続き、世界各国の医療関係機関と協力対応している」と発表しました。

photo credit: World Bank Photo Collection The wife of ebola survivor listens to her husband via photopin (license)

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過去にオリエンタル州のオー・ウエレという街ではエボラ出血熱の患者は28人と死亡者14人が報告されています。報告された目の充血患者と死亡者は2つの地域から報告されています。イシロという街では、18人の患者が報告されており、そのうち11人が死亡しています。そして、ビアダーナという街では、10人の患者が報告されていて、そのうち3人が死亡しています。イシロの場合は死亡者のうち3人は医療従事者でした。

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