コンゴ民主共和国の誕生は苦難を乗り越えた歴史とも言えます。旧ザイール時代やベルギー領コンゴの際に起きた世界的な植民地支配による混乱など苦い歴史を経て1997年に現在のコンゴ民主共和国が誕生しました。
コンゴ民主共和国は、コンゴ川流域沿いのアフリカ大陸の内陸に位置し、面積は大きく雄大なアフリカ大陸中でもアルジェリアに次ぐ2番目の面積を有し世界の中でも11番目の大きさを誇ります。その大きさ故に地域により文化が異なり、1つの国で様々な風土を楽しめる国です。

奇跡の首都キンシャサ
首都はキンシャサは南東部に位置し、人口約1000万人のアフリカの中でも有数は巨大都市です。過去には世界都市ランキングで83位になったことも有り、各国の大使館が有る中心部には高層の建物や駅前広場があり、赤い陸地が延々と広がる想像していたアフリカ大陸のイメージを見事にくつ返してくれます。この経済発展の裏には、苦難の歴史がありましたが、その混乱の解放から20年の時間を要し今ではそこに住む人々は陽気でコンゴ人はお洒落を日常の楽しみにし、そのファッションセンスは他国の雑誌に取り上げられるほどになっています。その首都キンシャサから南に100kmほど所に、コンゴ民主共和国内でも有数の観光スポットとなっている広大なコンゴ川に水を注ぐ雄大なゾンゴの滝であります。

photo credit: Antoine_Moens Chute du Zongo. Dans le bas congo, 68 mètres de haut via photopin (license)

アフリカ第2の面積を誇るコンゴ民主共和国にある第二の都市ルブンバシ
コンゴ民主共和国の南東部に位置し隣国ザンビアの国境や隣国アンゴラにも近い。その位置関係から南部アフリカにおける物流コネクト拠点としてここ数年発展が進んでいます。アフリカ大陸の中でもヨーロッパ文化が残る場所で、ベルギー領時代の建物がいまだに健在し、異なる文化を楽しむことができます。

北東部に位置する熱帯雨林気候のキサンガニ
小学生の時に一度は勉強した事が有る。赤道近郊都市に見られる1年を通じて多くの雨が降り多湿の木々に囲まれた地域がキサンガニです。独立指導者ムルンバの生誕地としても有名です。

隣国中央アフリカに近いバドリテ
北部の隣国中央アフリカ共和国との国境からほど近いコンゴ民主共和国の北部に位置するバドリテは、今でも独裁者だったモブツの宮殿などの遺産が見る事ができます。

文化の異なるコンゴ民主共和国東部地区
隣国ウガンダ、ルワンダやタンザニアに近く異なる民族が暮らしており、他の地域とは異なった文化を知る事ができます。多くの東部の街からは、国境に位置しビルンガ山地に含まれる今も活動を続ける活火山標高3470mのニーラゴンゴ山を望む事ができます。地域によっては火山灰の影響で家や道路が灰色になっており自然の驚異を身近に感じる事ができます。

photo credit: viator1945 FP916 la notte dei fuochi (the night of the fires) – CongoRD ex Zaire, Nord Kivu, Goma dintorni, vulcano Nyiragongo, eruzione del 1992 via photopin (license)

野生動物と共存するコンゴ民主共和国
アフリカ大陸は野生動物の宝庫として有名ですが、経済発展に伴いその美しい自然が失われつつ有ります。そのような観点からアフリカ大陸には多くの自然保護区が存在しますが、隣国スーランかたほど近いコンゴ民主共和国東部のイトゥリ森に13000キロ平米以上のオカピ野生生物保護区があります。世界三大珍獣のひとつでコンゴ民主共和国のみに生息する固有種のオカピをはじめ多くの稀少な動物や絶滅危惧種が生息し、めずらしい種類の鳥類なども実に300種以上が生息しています。

コンゴ民主共和国まとめ
いかがでしたでしょうか?1つの国で色々な文化とアフリカ特有の大自然が一緒に楽しめるアフリカ第2の面積を誇る魅力的な国コンゴ民主共和国。今すぐにでも行きたい所ですが、コンゴ民主共和国にはピザの申請が必要になってきます。犯罪被害に合わないためにも大使館情報をこまめにチェックし早めの準備を行いより楽しく安全なコンゴ民主共和国への渡航を心がけましょう。

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